
7月27日に開催した映画「うまれる」上映会には、230名以上の方にお越し頂きました。みんなの庭スタッフ一同、心より御礼申し上げます。また、映画のプレイガイド先を快諾下さったお店の方々、チラシ・ポスターを置かせて下さった方々、当日スタッフとして協力下さった方々、本当にありがとうございました。3回上映でしたが、どの回も途中で椅子を追加するなどほぼ満席となりました。
1回目の上映会は80名を超えました。託児があったこともあり小さなお子様連れのお母さん、お父さんの姿も多かったです。お母さんの膝の上で寝そべって見ている小学生や赤ちゃんをおんぶして見ているお母さん、お孫さんと一緒に見てくださった方も。

感想の一部をご紹介します。
「命の大切さ、愛情など、心の栄養となりました。」「子育てに疲れることもありますが、今以上に幸せを感じ、今以上に子供を大切にしたいと思いました。」「第二子妊娠中で、改めて、命の産まれる事は奇跡だと思いました。」「久々に夫と二人でゆっくり映画を観れました!ありがとうございました。」「ありがとうございました。子育て世代の方が企画して下さった事がとても嬉しいです。娘・孫といっしょに見られた事も嬉しかった。」「自分の経験ともかさなり、とても感動的だった。また、出産したいと思えた。また、キッズルームもあり本当にありがたかった。」

2回目の上映会には、妊婦さんや年配の方も多く見受けられました。また小学生の方も真剣に見ていたのが印象的でした。途中途中で笑いがあったり、赤ちゃんが生まれたシーンでは会場内が「お〜!」と安堵と祝福の声で包まれるなど一体感も感じられました。


2回目をご覧なっての感想の一部をご紹介します。
「出産シーンがよかった。出産シーンを見て、ぼくをうむ時はこうだったんだなーとはじめて思った。映画「うまれる」をみて、こんなことや、あんなことがわかるすごい映画だった。ぼくが、大人になってこんなことをすということがすごく分かった。」「素敵なメッセージが沢山込められていました。温かい気持ちになりました。母とケンカしたり、色々イライラすることもあるけれど、生きてることって選択の繰り返しなんだなって思いました。“あなたはあなたのままでいいんだよ”と東さんのメッセージもとても良かったです。」「小学生の子もしっかり映画を見て泣いていました。子供達にも自分達が生まれてきた大切な存在ということを伝えたいと思いました。」「“生まれる”事の大きな意義を今かみしめている72歳でした。」「パートナーがいる心強さを感じました。一人一人の子供が生まれた時の事を思い出した。感動的でした。」「出産の時の記憶がよみがえりました。命の尊さ、大切さ、人のつながりのすばらしさを再確認できました。良い時間をありがとうございました。」

3回目は妊婦さんやご夫婦、独身の方、仕事帰りの方など90名近い方にご覧頂きました。また、上映会の前には「命のお話会」と題して、北里大学保健衛生専門学院の教授でもあられる、助産師の明地由紀子先生よりお話頂きました。命の始まりと出生前記憶という二つの切り口から「うまれる」ことの意味について考える内容でした。女性だけでなく男性の方も真剣に聞いていたのが印象的でした。アンケートの中で、出生前記憶(胎内記憶)という考え方について(概ね)肯定的な方が9割もいらしたことにも驚きました。「自分の子供が3歳になった時聞いてみたいと思いました。」という声も。


3回目をご覧なっての感想の一部をご紹介します。
「子供は親を選んで生まれてくるということがどれだけ奇跡なのかをとても感じました。」「本当に良い映画でした。その後の事が観た後も掲示されていて、とても良かったです。ありがとうございました。」「現在妊娠中で、まわりに流産、死産を経験した友人、知人が多くて不安があったけれど、命が宿った時点でもう「うまれている」という言葉に出会えた。良かったです。」

映画上映後は、監督豪田トモ氏からのメッセージを読ませていただいたのですが、一回目は半数近くの方が、二回目、三回目についてはほぼ全員が最後まで聞いてくださいました。「見ていただいた方々の全細胞に命と家族と絆の凄さが染み渡る、そんな映画にしたいと思い魂を込めて作らせていただきました」との監督の思いが多くの方に伝わったのかもしれません。また、上映後は映画に登場した4組の家族のその後のお話を掲示させていただいたのですが、じっくりと読んでいかれる方がたくさんいらっしゃいました。
そして、アンケートと一緒にお願いした「一言メッセージ」にも皆さんから思い思いのメッセージを頂きました。「魂が号泣しました!!」「私たち夫婦を選んできてくれた子どもに感謝。ありがとう。」「一つ一つの命、すべてが奇跡!生まれてきてくれてありがとう。」「命のリレー、私が娘に・・・娘が孫に・・・つなげたい。」「映画を観てる間、わが子に会いたい、抱きしめたいと思いました。ありがとうございました。」「もうすぐ3度目の命日。たくさんのお花を持って会いに行きます。またおなかに戻ってきてくれますように・・・。ずっと見たかったのでよかったです。」「パートナーがいることの心強さ、生まれることの大変さ、素晴らしさ、当たり前じゃない命を再確認しました。」「私も子どもができず、何のために生きているのかわからない日々がありました。治療を経験して、命の奇跡を感じました。両親に産んでくれてありがとうと言いました。」「「生まれてくること」「産むこと」当たり前のようでそうでない!!今の自分の状況に感謝の気持ちがもてました。」「命がうまれる、家族がうまれる、絆がうまれる。一つの命からいろいろな生まれるが誕生すると思った。」

スタッフ一同右も左もわからぬ状態から一から作り上げた上映会でしたが、多くの方々に支えられてこのような形で終えることができ、感謝しております。ご家族で、パートナーとご一緒に見てくださった方も多く、嬉しく思っています。また、南魚沼市教育委員長始め、医療に携わっておられる方や、保育に携わっておられる方などにも多くお越し頂き、「凄く良かったです!」「子どもを見る目が変わりますね」等励ましの声を頂きました。本当にありがとうございました。
監督の夢は、この映画を100万人の人に観てもらうことだそうです。私たちの上映会終了した翌日、20万人突破したとの情報が入りました。今後も多くの方に見ていただき、命のリレーが次につながっていけたらと思います。
最後に、私たち主婦が早朝から晩まで家を空けることに快く協力してくださった旦那さま、子どもたち、家族のみなさん、ありがとうございました。
- 関連記事